白内障手術Q&A
杉田眼科の白内障手術はどのように行っていますか?
1.白内障はどんな手術をするのですか?
2.眼内レンズは一生もちますか?
3.手術をすればメガネなしで生活ができますか?
4.手術は痛くないのですか? 麻酔はどうするのですか?
5.手術の時間はどのくらいかかりますか?
6.手術は誰がするのですか?
7.入院はしないのですか?
8.内科の病気を持っているのですが手術は可能ですか?
9.手術までは何回通院しますか?
10.手術後はどのくらい通院しますか?
11.手術をしたらすぐに見えるようになりますか?どのように見えますか?
12.眼帯はいつまでするのですか?
13.手術後、気をつけなければいけない大事なことは何ですか?
14.いつから日常生活に戻れますか?
15.最近、新聞などで感染症が問題になっていますが
どのような対策をとっていますか?
16.手術の合併症は起こらないのですか?
17.手術中の合併症にはどのようなものがありますか?
18.手術後の合併症にはどのようなものがありますか?
19.手術の後、視力が落ちるような合併症はありませんか?
20.手術の費用はどのくらいかかりますか?
![]() |
白内障はどんな手術をするのですか? |
| 白内障とは、水晶体(たんぱく質でできています)が濁った状態です。
この水晶体の濁りを取り除いて、その代わりとして眼内レンズに置き換えます。 まず、結膜(しろめ)と角膜(くろめ)の境目に3o弱の切開を入れて、そこから超音波水晶体吸引装置を使って水晶体の濁りを細い管から吸引します。 そのあと濁りを取り去った水晶体の袋の中に眼内レンズを挿入します。 眼内レンズの直径は約6oで、半分に折りたためる軟らかい素材のレンズ (フォーダブルレンズ)を特殊な器械に入れて、約3oの傷口から眼の中に挿入します。 |
![]() |
眼内レンズは一生もちますか? |
| 眼内レンズの寿命は、30年以上もつといわれています。 水に浮くほど軽いもので製品には、アクリル製、シリコン製、プラスチック製などがあります。当院では主にアメリカ製や日本製の折り曲げ可能なアクリルやシリコン製品を使っています。 |
![]() |
手術をすればメガネなしで生活できますか? |
| 手術後はメガネが必要です。 眼内レンズには、光を屈折させる機能はありますが、厚みを変えてピントを合わせるという調節機能はありません。したがってメガネなしで遠くが良く見えれば、近くのものがほとんど見えず、反対に、近くのもの良く見えるように設定すれば、遠くのものはメガネがなければ良く見えません。 通常は、軽い近視になるように度数を設定することが多いのですが、メガネなしで遠くまたは近くのどちらかがはっきり見えるようになりたいというご希望があれば、医師にお伝えください。以上のような事情から、手術後は少なくとも1個のメガネを使用する必要があります。なお、手術後のメガネの処方は、手術の傷が安定する手術後1ヶ月半〜2ヵ月後に行います。 仕事の関係や運転免許の更新などで、手術直後からメガネが必要な場合には医師にご相談ください。 |
![]() |
手術は痛くないのですか?麻酔はどうするのですか? |
| 痛みはほぼありません。ベノキシールという目薬をさして点眼麻酔をします。 注射による麻酔は行いません。 手術後、麻酔が切れても激しい痛みが出ることはまずありません。 |
![]() |
手術の時間はどのくらいかかりますか? |
| 手術時間は、平均約7分です。
白内障の手術を受けることを長年戸惑って濁りが硬くなってしまった白内障の場合や、緑内障などの合併症がある場合には、手術時間が多少長くなることがあります。 |
![]() |
手術は誰がするのですか? |
| 院長の杉田がすべての手術を行います。
誰がするかわからないという心配はありません。 |
![]() |
入院はしないのですか? |
| 当院の白内障手術は、すべて日帰り手術です。
最近では、様々な手術が日帰りで出来るようになってきました。入院先での 対人関係、見舞い客への対応、家を空ける心配など自分や家族がその立場になれば、入院を戸惑う人も多いはずです。杉田眼科は、1993年に開院いたしましたが、2006年9月末までに延べ15000名の方が日帰り手術を受けています。ご自宅が遠い方は、ビジネスホテルをご紹介しています。 (ツイン約\15,000〜 シングル約\7,000〜です。ご希望の方はお申し出下 さい。) |
![]() |
内科の病気を持っているのですが手術は可能ですか? |
| 手術を希望される方は、手術前に内科を受診していただきます。内科の先生から、手術の許可をもらった方は手術が受けられます。当院では、大学病院の麻酔科専門医が手術に立会い、手術中や手術後の万が一の急変にも対応できるシステムを作っていますので、高血圧や糖尿病などの内科疾患をお持ちの方でも安心して手術を受けていただけます。 |
![]() |
手術までは何回通院しますか? |
| 手術までは、申し込みの日を含めて通常3回来院していただきます。 <1回目> ・手術申込み *医師の診察を受けて手術の説明に納得したら申込みになります。 ・耐性菌検査/血圧測定/血液検査/眼底検査/心電図 *上記の検査の他に、過去の病気や手術、アレルギーの有無、服用 している薬についてお聞きします。 ・眼内レンズの度数の相談 *手術後の眼の焦点をどこに合わせるかを相談します。 ・次回の診察までに内科を受診 *内科通院中の方には、手術をしても問題がないかを確認するために、 お手紙をお渡しします。かかりつけの内科がない方は、当院で内科医 院をご紹介いたします。 <2回目>・・・・・・・1回目の診察から約2週間後になります。 ・手術日の決定 *血液検査の結果や内科のお返事を参考にして手術に問題がないかを 判断します。問題がなければ、手術日を決めます。その後、手術に必要 な詳しい眼の検査を行います。 ・説明会の予約 ・手術に必要な眼の検査 視力/眼圧/眼底検査/眼軸長測定/ 角膜内皮細胞検査/網膜の電気的検査など <3回目> ・手術についての説明会です。 金曜日 10:00〜 13:00〜 もしくは 土曜日 13:00〜 約1時間です。 *手術と手術後の注意事項などをお話します。 ご家族の参加も大歓迎です。 *手術前の抗菌薬の点眼薬と手術に必要な書類をお渡しします。 |
![]() |
手術後はどのくらい通院しますか? |
| 手術を受けた方は必ず翌日の午前中の診察になります。
保護メガネを忘れずにお持ちください。手術の翌日は ・眼の消毒と保護メガネの消毒 ・視力検査 ・診察 ・手術後の点眼方法や生活の注意事項について の説明を行います。その後の診察予定は、手術から3〜4日後、手術から 1週間後、それから1週間後、さらに2週間後、その1ヵ月後、3ヵ月後・ 6ヵ月後・1年後となります。ただし、手術後の眼の状態によって診察回数が 変わってきます。 |
![]() |
手術をしたらすぐに見えるようになりますか?どのように見えますか? |
| ・翌日には良く見える場合がほとんどですが、数日かかってゆっくり見えてくる場合があります。特に、白内障が強く手術に時間がかかった場合や、緑内障や糖尿病がある場合などは時間がかかります。 ・手術直後は、視野の中央がピンク色に見えることがありますが、これは手術時の顕微鏡の強い光の影響です。数日後にはほとんどなくなりますので心配ありません。 ・視野の中に浮かんで見える黒い糸くずのようなもの(飛蚊症)が増加したり、新たに出現したりすることがありますが、眼底検査で異常がなければ心配ありません。明るい光がたくさん入るようになった影響ですので、数ヶ月で感じなくなります。 ・まぶしさを強く感じたり、色の感覚が少し変化することがあります。サングラスなどを使用すると良い場合がありますので、医師にご相談下さい。 |
![]() |
眼帯はいつまでするのですか? |
| 手術翌日の診察まで眼帯をします。
反対の眼が見えない場合は、手術後の眼帯をしないことがあります。 手術後、日中は保護メガネ(約1ヶ月)、就寝時は保護眼帯(10日間)をしていただきます。 |
![]() |
手術後、気をつけなければいけない大事なことは何ですか? |
| 手術をした眼をこすったり、押したりしないこと。眼を不潔にしないこと。 指示された目薬をきちんとつけること。手指を清潔にしておくことです。 |
![]() |
いつから日常生活に戻れますか? |
手術を受けて2日目から軽い家事(台所仕事・掃除)や数時間の事務仕事は可能です。しかし、手術から1週間くらいは眼にばい菌が入ったりしやすいため、埃の多い場所での作業や力仕事は避けて下さい。車の運転は法律上両眼の視力の和が0,7以上必要です。手術後の視力にもよりますので、いつ運転できるかは人によって異なります。また、視力が十分であっても、手術直後からの長距離の運転や夜間の運転は避けて下さい。![]() |
![]() |
最近、新聞などで感染症が問題になっていますが どのような対策をとっていますか? |
| 《耐性菌検査》
結膜(しろめの部分)・涙・まぶたには、ほぼ100%細菌がいます。菌を殺し感染症を起こさないために、手術の前後には、主にニューキノロンという新しい抗菌点眼薬を使用しています。当院の調査では、最も新しい抗菌剤(ニューキノロン)も効かない菌を持つ患者さま(手術を受ける方の約10%)がいることがわかりました。このため手術に先立ち、患者さまの結膜やまぶたにいる菌を調べ、10種類の抗生物質点眼薬の中から菌を殺すために効果的な薬剤を選んでいます。 《院内感染》 当院では手術日に約13名の方の手術をしています。手術に使用する器具類は、完全に滅菌されたものをお一人ごとに取り替えています。医師や看護師が着用する手術用のガウン・手袋は使い捨てのものを使用し、やはりお一人ごとに取り替えています。手術によって、他の方の感染する病気(肝炎や梅毒など)を知らない間に移されてしまうことがないように万全のシステムを作っています。 |
![]() |
手術の合併症は起こらないのですか? |
| 当院では、『手術が間違いなく安全に成功すること。』を最大の目標にしています。しかし、手術である以上、その安全性は100%ではありません。 次に挙げる合併症が起こることも、わずかですが可能性があることをご理解下さい。なお、万が一、合併症が起きた時は、正常な状態に戻るように最大の努力をいたします。 |
![]() |
手術中の合併症にはどのようなものがありますか? |
| 後嚢損傷(こうのうそんしょう) 手術中に水晶体の袋のうしろの膜が破れることです。 万が一、この膜が破れると、眼の中央にある硝子体が傷口に出てきて、処置のために手術時間が延長されます。時には、眼内レンズを入れることが出来ない場合があります。当院では、手術方法に工夫を重ね0.3%(1000人に3人)まで発生率を下げることに成功しています。 前房内出血 血液が眼の中に出て、一時的に見えづらくなります。当院では出血を起こすことはほとんどありません。また、出血は自然に吸収されます。 |
![]() |
手術後の合併症にはどのようなものがありますか? |
| 傷の閉鎖不全 手術後に傷が開いてしまうことです。手術後の数日内に無意識に目をこすってしまった時などに起こることがあります。涙が多く流れること(実際には房水という眼の中の水が漏れている)や、視力が落ちるなどの変化で気がつきます。これは、すぐに傷を縫合すれば治まります。 手術後の眼圧上昇 手術後数日間、眼圧が高くなることがあります。点眼薬や内服薬、点滴の使用で数日内には治まります。視力などへの影響はありません。 ばい菌による感染 眼の中にばい菌が入って起こる感染症に対しては、最も気をつけて手術を行っています。当院では、手術室の空気清浄装置やオゾン水滅菌装置、オートクレーブ滅菌装置を設置し、手術器具すべてに十分な滅菌体制をしいています。しかし、2500人に1人程度の感染症が発生すると報告されています。患者さま自身の顔や手の清潔が不十分な時も起こると思われます。手術後に急に見えづらくなった時は至急連絡をして下さい。早急に処置をすることで感染症は治すことが出来ます。 |
![]() |
手術の後、視力が落ちるような合併症はありませんか? |
| 後発白内障 眼内レンズを挿入するために残しておいた水晶体の透明な袋(後嚢)が手術後数ヶ月から数年後に濁って視力を落とすものです。ヤグレーザーというレーザー光線でこの濁った膜の中央に穴を開けます。外来で出来る10分程度の処置ですぐに視力が回復します。これは手術を受けた方の10〜20%に起こります。 その他 他にCME(手術後に一時的に眼底の黄斑部というところに腫れが生じ視力が落ちるもの)や、網膜剥離などがありますが極めて少ない発生率で、どちらも手術前や手術後の眼底検査を確実に行えば防げるものです。 以上の手術中や手術後の合併症は、起こる危険性は極めて少なく、起きても適切な対応をすれば視力低下を回避できます。 また、当院ではこれらの合併症が起きないように、手術法や消毒法に工夫を凝らし、同時に緊急対応への体制を作っています。 |
![]() |
手術の費用はどのくらいかかりますか? |
![]() おわりに・・・・・・ 杉田眼科の白内障手術は、患者さまにとって安全に。快適に。を第一に実践しています。 私たち杉田眼科職員一同は、手術を受けた患者さまと、ご家族の晴れやかな笑顔を最高の報酬として励んでいます。 |














